YamaRan's: モンゴル旅行記:1日目 モンゴル旅日記

[ 2002.09.25.(水)- 1日目:出発の日 ]

寝起きは最悪だったがどうにか朝食をとり、日暮里へ向かう。スカイライナーで成田へ。

かなり早く着いてしまったので、先に両替。ところが、ヨーロッパ周遊の中高年団体客で大混雑。1人で何カ国もの通貨に両替するので物凄く時間がかかる上「小銭も少し混ぜて」など(笑)注文が多いので、航空券受け取りの時間に間に合うかどうか心配になった。アメリカ旅行時の残りが沢山あり両替不要だった妹に「遅い」と文句を言われた。ちぇ。

ともかく無事に航空券を受け取り、出国審査。日本人は出国カード不要になったなんて知らなかった!ゲートに着いてからはフライドポテトを姉妹で分け合いつつ、飛行機や整備員の人たちが働いているのを眺めて過ごす。

搭乗時間は20分程遅れた。約5時間のフライト。中距離便だからか、それともMIATモンゴル航空の飛行機はどれもそうなのか分からないが、機内は妙に狭苦しい。それに古そう。まあ落ちずに目的地に着けばそれでいい。映画「オーシャンズ11」(機内で見るのに丁度良い、面白いけどどうでもいい映画)やTVシリーズ版の「Mr. ビーン」を見た。(何度目だろこれ見るの。)ピーナッツをかじったり、マズくはないけど特別美味しくもない機内食(チキン)を食べたり、新聞を読んだりしているうちに定刻に到着。やっぱり近い。

入国審査の前に入国カードに記入。ふと気付くとお相撲さんがいた。同じ便だったようだ。中には一緒に写真を撮ってもらっている人も。「誰なんだろう」と思っていると、審査の列で前にいた若い女の人に「なんていう人ですか?」と尋ねられてしまったので「朝青龍じゃないですか?」と答えておいた(絶対違います)。

預けていたスーツケースを受け取って、外に出ると私たちの名前を書いた紙を持った若い女性が立っていた。”現地係員”とはこの人か、と挨拶をすると「スリに気をつけて下さい。」と言って送迎の車まで連れて行ってくれた。

車はなんとびっくりベンツだった。妹曰く「すっげー古い型」らしいが、車内が広くていい。出迎えに来ていた女性はガイドのBさんで、運転手の青年はNさん。旅行会社から送られてきた案内には「移動は他のグループと乗り合いになる場合がございます」とか「ゲルは3〜4名1室のため、相部屋となる場合がございます」とか書いてあったので、それなりの覚悟はしていたが、ガイドさんによると、全行程私たち姉妹2人だけで、専用車で移動だそうだ。なんと贅沢な!

ウランバートル市内にあるエーデルワイス・ホテルに向かう。さっそく車窓からもいろいろと説明してもらったり、日程変更の連絡など、いつもの旅行とは勝手が違う。秋に入り、草木が茶色くなっているため、風景が荒涼としてみえる。「(ガイドさんの説明によると)民営化されて倒産した工場」などを目にすると余計に荒んで見えてしまう。体制が変わってから治安が悪化して、日本の”援助交際”以上に売春が問題になっているらしい。中心部に近付くと、かなり空気が汚れている。ディーゼル車が多く、排気ガスがものすごい! メインストリート沿いに立つレーニン像:画像をクリックで全体を見る

メインストリートを少し外れてホテル着。小さいホテルだというのは分かっていたが、予想以上に小さい。しかし中はきれい。新しそうだし、室内装飾もかわいらしい。ガイドブックに載っていた写真を見た時はちょっとガッカリしたものだが、実際にはいい所だった。TVではNHKをはじめ、世界各国の放送が見られる。満足
画像をクリックで拡大:ホテルに置いてあったパンフレットの写真。

部屋でひと休みして、PM8:00すぎ頃から、ホテルのロシア料理レストランで夕食。メニューはサラダと牛肉の煮込料理、デザートにアイスクリーム。ガイドさんと一緒に話をしながら食べた。早くも「地球の歩き方」の情報に間違い発覚。「年度だけ新しくして、中身は全然変えてない」と笑っていた。ガイドのBさんはモンゴル国立外語大で日本語を専攻していたそうで、とても流暢に日本語を話す。H.I.S.でもらったモンゴル旅行のプロモーション・ビデオで、案内役をしていたのが彼女だと判明。飛行機の中でもこのビデオが流れているので、観光客に「あ!ビデオの人!」と言われるそうだ。しかし私たち姉妹は全く気付かず(笑)。

食後は部屋でTVを見たりお風呂に入ったりして、さっさと寝る。

2日目へ

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