YamaRan's: 台湾旅行の巻:2日目 台湾旅行の巻:2日目
2006年11月26日(後編)

これで本日の観光はおしまい、と思ったらまだあるんだ。免税店ので解散。まぁしゃーない。けど行ってもどうせ買わないし。店の前でバスを降りたところでガイドさんに声をかけて団体と別れた。夕方6時ごろだったかな。

理由はもう1つ。同じバスに乗ってたオッサンたちは、解散後にTAIPEI101(今のところ世界一高いビル)に行きたいらしいんですが、タクシーに乗ったり地下鉄に乗ったりする自信がないのか、そこまで連れて行け、なんてほざいてる。ガイドさんが親切に行き方を教えてくれてるというのに「サービスが悪い」だの何だのと文句ばっかり。しまいには「こんな所で降ろされても困る。せめてホテルまで送れ」だって。

そんなしょーもないオッサン連中、私たちもTAIPEI101に行くつもりだと分かると、あわよくば一緒に連れて行ってもらおう、みたいな態度に出始めた。チラチラ見るな!誰がお前らなんかと行くかボケ

というわけで、免税ショッピングとややこしいオッサンから逃れて、TAIPEI101に向かったわけです。

初の地下鉄。suicaみたいに改札でタッチするだけの“悠遊カード”を購入して早速使いました。このカードを使うと割引料金になるらしい。バスでも使えるし。それほど乗らないかな、とも思いましたが、友人が即決で買ってたのでつられて買っちゃいました。使わなかった分は返金してもらえるしね。

台北の地下鉄MRTの駅は広くてきれいで、案内表示もちゃんと出ているので、旅行者でも安心して乗れました。車内にも次の駅名などがちゃんと表示されます。

無事、目的の市政府駅に到着。ぷらぷら歩いてTAIPEI101へ。ずば抜けて高いからビルを目指して歩けば着く。迷いようもない。

ビルの下の方はブランド・モールで、展望台行きのエレベータは5階から。このエレベータの速さもウリの1つらしいんですが、あまりに早すぎて89階の高さまで来たという実感がまるで湧かない。もう着いちゃった?え?ここが世界一高い展望室?って感じ。夜景だったから余計に高い気がしなかったのかな。

さっき歩いてきた道とか、遠くに真っ黒く見える山とか、ぼーっと眺める。入場券を買ったときにもらったアイスクリームの割引券があったので、窓際に腰掛けてアイスを食べる。味はイマイチ。

高所恐怖症の友人に待っててもらって、屋外展望台(91階)へ上がる。わざわざ別料金取るくらいだから、さぞ絶景であろう、と思ったけど…まあまあかな(笑)。ガラスがない分景色は見やすいけど、柵の間隔が狭すぎて、屋外らしい開放感は思ったほどではなかった。やっぱり昼間来た方がよかったのかも?

地下一階にフードコートがあるというので行ってみたんですが、すごい充実ぶりにビックリしました。飲食エリアも広い!“フードコート”と聞くとアメリカンドッグとかフライドポテトみたいなのをつい想像してしまうんですが、和・洋・中・韓、タイカレー屋まで入ってました。あっちこっちからおいしそうな匂いや音が。もう目移りしまくり。

一周偵察してから半畝園という店に決めました。肉・味噌・葱を薄い皮で巻いたのが美味しそうだったから(写真左の皿)。今調べてみたらこのお店、結構ポピュラーな北京料理屋らしい。実際おいしかった。おいしすぎて食べかけなのに写真撮っちゃった。このセットで168元(約620円)。小菜はゴーヤの酢の物みたいな感じ。この切り身から察するに、さぞ大きなゴーヤなんだろうな。ピリ辛ニガ旨

うまいうまいと食べてたら、2人連れの女性が料理を指さして何か質問してきた。一言たりとも聞き取れなかったので、外国人ですというアピールを兼ねて「Excuse me(ナンデスカ)?」と言ってみた。すると女性は「…在ロ那儿(どこで)…怎麼問(なんと質問するのか)?」とかなんとか2人で相談をはじめた。そこで「この料理をどこで頼んだのか知りたいのかな」と思って「我来這個在那儿。(私はこれをあそこで頼みました)」と半畝園を指さしつつ言ってみた。すると私の推理は当たっていたようで、女性2人は「謝謝、謝謝!听得[りっしんべんに董]ロ阿!」と言って私の肩をポンポン叩き、半畝園へ。「听得[りっしんべんに董](耳で聞いて理解することができる)」ってことは通じたってことだね。とりあえずよかったー。

満腹になったところで、同じフロアにあるスーパーをひやかす。高級スーパーって感じですね。日本はもとより欧米のお菓子とか缶詰とかが満載。果物がおいしそうだったんだけど、お腹一杯だったので飲み物だけ購入。

帰りは101とMRT市政府駅の間を往復している無料バスを利用。地下鉄で台北駅まで。ホテルが駅に近いと楽だ。

しかし孔子廟に行ったのが昨日のことのようだな。

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