YamaRan's: モンゴル旅行記:準備 モンゴル旅日記

[ 準 備 ]

「地球の歩き方」を購入。他のガイドブックもあるのかも知れないが、私が見た本屋にはこれしかなかった。本当はもう少し早い時期に行きたかったのだが、この時期(9月末)はもう結構寒いらしい事がわかり、ちょっと心配になった。「”こんにちは”と”ありがとう”くらいは覚えて行った方がいいだろう」とモンゴル語フレーズ集をみてみるが、モンゴル語なんて今まで聞いた事もないし、カタカナのふりがながあるにはあるが、どう発音していいのか分からず、とりあえず棚上げ。観光客の場合は、お金はUSドルでいい様なので、空港で両替する事にする。

そしてビザが必要モンゴル大使館は渋谷にあるというので、妹と2人で申請に行った。地下鉄の代々木公園駅から記憶の中のうろ覚えの地図を頼りに歩いているうちに、あっさり通り過ぎて文化村の裏に出てしまいびっくり(笑)。本屋で地図を立ち読みして位置を確認、再出発。なんとかたどり着いた。

白い壁の、一見普通のマンション。中に入ると、受付には先客が1人いた。その青年は申請書を出してはああしろ、写真を出してはこうしろ、と係の人にいろいろ注意されていて、少し焦ってすらいるように見えたが、私たちは特に何も言われなかった。1人につき4000円支払い、大陸的な仏頂面をした係のお兄さんからヨレヨレの番号札(ビザ/パスポート引き換え用)をもらって、大使館を後にした。門を出て少しして妹「モンゴル、やっぱり人気なんだ。今すれ違った人たちもそうみたい」私「なんでわかるの?」妹「モンゴル大使館、あったあった!って言ってた」やはり迷ったのだろうか?
帰りは松濤公園によって鯉や亀が泳いでいるのを眺めてから帰った。

受け取りは約1週間後。今度は素直にJR渋谷駅から大使館へ向かった。窓口に例のヨレヨレの札を出したら、素敵なスタンプが押された(つまりビザ取得済み)パスポートを返してくれた。英語とキリル文字で書かれていて、両脇には縦書きのモンゴル文字でなにやら書いてある。「ホラホラすごいでしょ!」と人に見せたい気分(別にすごくはないんだけど)。
画像クリックで全体が見られます。:これは出入国の時のゲル型スタンプ。

出発が近付いてから、着る物の心配が出てきた。この時期ウランバートルでは、真冬の東京と同じくらいの気温らしいのだが、ネットでモンゴル旅行記等を読むと「寒くて眠れなかった」とか「寝袋を持って行って正解だった」等と書いている人がいる。それも夏から秋の旅行で。しかしWeather Channelのサイトを見てみると、日中は23度まで上がっている日もある。今年は例年より暖かいということか?結局、重ね着がきくようにと、いろいろ鞄に詰め込んだ。その結果、いつも海外旅行に使っている中型ナイロンバッグでは入り切らなくなり、初めての海外旅行以来約10年ぶりにスーツケースを使う事になってしまった。不本意。向こうの様子は想像もつかないので仕方がないか。

出発の1週間程前に、旅行会社から旅程等が送られてきた。その中に「モンゴルツアーご出発に際してのご注意」というのがあって、そこにわざわざ「防寒具をご用意ください」と書いてある。これは本当に寒いに違いない。他には懐中電灯(ゲルの外にあるトイレ等に行く時にあると便利)、ゴム草履(ツーリストキャンプのシャワーを利用する際に便利)など。アウトドアじゃん!なんか楽しくなってきた。

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